まいぷれ広島 編集部が行く!
ファミリーでも、デートでも、おひとり様でも、海の生き物たちに癒されに行きませんか
2023/01/31
大きなクジラが目印のこの建物がマリホ水族館です。
広島市のドライブスポットとしてオススメなのが、広島マリーナホップです。
瀬戸内海が広がり、ヨットハーバーがあり、買い物もでき、遊園地もある!!家族みんなで楽しめるスポットですよ。
今回はその中にある、『マリホ水族館』に伺ってきました!
館内の紹介
波を再現した水槽の中には優雅に泳ぐ魚たちが。
この水槽の中で一番大きな『カスリハタ』。大きな体にユーモラスな顔立ちでのんびりと泳ぐ姿がかわいらしいですね。
「大きいね~」と親子で話が盛り上がっていました。
マリホ水族館には、およそ150種類の海の生き物が展示してあります。
海の生き物を間近で見られ、ゆっくりと生き物の観察が出来ます。
大きい水族館とは言えませんが、趣向を凝らした展示の数々で、来館者を楽しませてくれます。
スタッフオススメの海の生きもの展示
トラウツボ
チンアナゴ、ニシキアナゴ
ショウグンエビ
絶滅危惧種 アオウミガメ
毎年、8月下旬から9月上旬ごろ、アオウミガメの赤ちゃんがマリホ水族館にやってくるそうですよ。
絶滅危惧種の『アオウミガメ』も展示しています。
毎年、小笠原諸島の父島で産まれたアオウミガメの赤ちゃんをマリホ水族館で1年間育て、小笠原の海に放流するそうです。1年間の成長の記録をスタッフの方たちが詳しく書かれていました。絶滅危惧種のアオウミガメを実際に見ることで、環境について考えて欲しいそうです。
中四国初のクラゲを展示
ふわふわと水中を漂うクラゲ。
気持ちよさそうだな~といつまでも観ていられます。
こちらのクラゲゾーンには6種類のクラゲが展示してあり、その内2種類が中四国の水族館ではここでしか会えないそうです。
中四国初の展示の一つ
『プロカミアジェリー』
【ラグーン水槽】 ダイバーによるショータイム
館内で一番大きな水槽は白い海底とサンゴ礁で美しいマリンブルーの海を思わせる水槽です。
ゆっくりと椅子に座り、何時間でも眺めていたい気分。。。
こちらのラグーン水槽では1日2回ダイバーによるパフォーマンスショーがあります。
ただ、エサを魚に与えるだけではなく、お魚について実験や解説など楽しみながら学べるショーになっています。
解説付きエサやりタイム
魚たちの「食べる」という本能に注目したショーで、水族館スタッフが解説しながらエサやりをします。
水槽の中いっぱいに銀色の渦を形成して泳ぐイワシの群れ。
エサを入れた習慣に、渦を巻きながらすごい勢いで上昇していきます。
今回はイワシのエサやりタイムを観ることができました。
エサが入った瞬間に渦を巻き、口を大きくあけながら、舞い上がる魚の群れ。
普段観ることのない姿に感動しますね。
他にも、熱帯魚のノーザンバラムンディがジャンプしてエサを食べる様子など見ることが出来るそうです。
ダイバーによるショーやエサやりタイムの詳しい時間はホームページ、館内で確認ください。
山間部の渓流を再現
広島の天然記念物ゴキを展示した水槽は山間部の渓流の激しい流れを再現したもので、自然光が差し込み、季節ごとに変わる風景も楽しめます。
水中の中で躍動感溢れるゴキの姿を観ることが出来ます。
他にも、里山の生き物を展示して、今ではあまり見かけることがなくなった生き物を図鑑ではなく実際に観ることが出来ます。
シュレーゲルアオガエル
ギギ
オリジナルグッズ
併設されるショップにはマリホ水族館オリジナルのグッズも販売しています。
ラグーン水槽で人気のトラフザメがモチーフになったぬいぐるみのキーホルダーが人気だそうです。
ここでしか手に入ることが出来ないグッズ。1つは手に入れたいですよね!
取材後記
世界各地の海の生き物から、広島らしい生き物たち、水族館に入ると、時間を忘れて、海の世界に引き込まれますよね。
小さな子ども達には一生の思い出になり、普段出会う事のない生き物たちの生きる姿を観ることは、海や川、生き物に対して興味を持ち、自然や環境について考え、世界も広がる場所だと思っています。
広島マリーナホップは2025年3月に契約終了が決まりました。
マリホ水族館も2024年11月末で閉館の見通しとなりました。
残りわずかですが、これからも、新しい生き物や趣向をこらした展示など、来客者が楽しめ思い出に残る水族館としてさまざまな企画もされるそうです。
皆さんの一つの思い出作りにマリホ水族館にぜひ足を運んでください!!
マリホ水族館 ご案内